話題のPLC(Power Line Communications電力線通信)に対する疑問にお答えします!
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
PLC(電力線通信)は、簡単に言えば、コンセントを使って情報のやりとりをしようという技術です。
欧米では、屋外の電力線も利用して、インターネット通信などのサービスをしています。しかし、日本では、アマチュア無線や短波ラジオに干渉を与えてしまうので、PLCの利用は屋内に限られます。
屋内での利用の目的は主に、LANの構築です。コンセントを使うので、有線LANのように部屋と部屋の間にLANケーブルをひっぱる必要はありません。また、無線LANのように不安定な通信になることもありません。
PLCのイメージ図を描いてみました。これを見ていただけば、分かりやすいと思います。クリックすると拡大します。
まず、光ファイバーやADSLなどの回線を親モデムに接続します。そして、それをコンセントにつなぎます。
コンセントを伝わって、電気信号に載せて情報が運ばれます。そして、子モデムで電気信号の中から情報を取り出し、利用します。複数のコンセントで利用するには、子モデムも複数必要になります。
PLCは安定的に大容量の情報を流すことができるので、ネットワーク家電などへの利用が期待されています。ハイビジョン画質のやりとりも可能だそうです。
PR