話題のPLC(Power Line Communications電力線通信)に対する疑問にお答えします!
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PLCは増設の簡単さがメリットとして挙げられますが、無線LANも増設の敷居がかなり低くなっています。
PLCを増設するには、現状では子モデムの追加購入が必要と見られています。およそ1万円程度の負担はかなり大きいです。
一方、無線LANならUSB無線LANなどが安価な上に、ノートパソコンなどでは初めから内蔵しているものがほとんどです。PLCが導入での簡単さを売りにするなら、無線LANには勝てないでしょう。ネットワーク家電への導入も無線LANで代用できてしまいます。
では、PLCのメリットは何かと言うと、その安定した伝送速度だと私は考えています。
無線LANは非常に便利ですが、不安定な通信になってしまうのは明らかです。家庭では10Mbps程度しか出ないとも言われています。
これに対して、PLCは理論値では80Mbps~190Mbpsが出せるそうです。実際にこれだけの速度があれば、パソコン内の映像をテレビで楽しむ、といった使い方でも全く問題ありません。
しかし、実用化されてみないと実際の数値は分かりません。普通にコンセントにつないでいる電化製品が干渉を起こす可能性もありますし、電気配線の仕方でもかなり速度が変わる可能性があるそうです。
とりあえず、家庭内LANでパソコンを利用するだけなら、無線LANでも充分かもしれませんね。
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